|
|
|
有馬町内には温泉の湧き出る【泉源】がいくつかあります。
炭酸泉源についてはすでに「炭酸泉源公園」のページにてご紹介しましたが、
ここではいわゆる金泉が涌く泉源で立ち寄りやすい天神泉源と極楽泉源をご紹介します。
立ち上る湯煙を目の当たりにすれば温泉気分もぐっと盛り上がるのではないでしょうか。
|
■天神泉源 |
|
湯本坂を上って温泉街の商店の間を通り、
川上商店脇の赤いポストが見えたら左へ。
天神社の境内で
いつも勢いよく湯けむりをあげている
有馬の代表的な温泉源です。
泉質:含鉄ナトリウム 塩化物強塩高温泉
温度:98.2℃
|
天神泉源近くの配管です。
茶褐色のものが付着しています。
別に管が古くて錆びているワケではありません。
温泉に含まれる鉄の成分が錆となって付着して
いるのです。【含鉄】泉ですから。
鉄錆と一緒に白い塊も付着しています。
温泉に含まれる食塩が固まったものです。
【強塩】泉ですから。
|
|
どのくらい強塩泉なのかというと…海水のおよそ2倍!(60g/L)
(※お風呂のお湯などは加水されていることもあるためこの限りではありません。)
<好奇心旺盛な皆様へ>
配管に白いものがついるのを見たら、ペリっと剥がして舐めてみてください。
かなり辛いので舐めてからちょっぴり後悔するかもしれないですが、
有馬温泉は強塩泉でもあるいうことを体感できますよ。
|
■極楽泉源
極楽寺の裏手に極楽泉源があります。
説明板によると、太閤秀吉が造らせた湯殿へ金泉を送っていたといわれる泉源で、
「願いの湯」と呼ばれていたそうです。
|
泉質:含鉄ナトリウム 塩化物強塩高温泉
温度:94.3℃
|
|
他に御所泉源・有明泉源・妬(うわなり)泉源などがあります。
|
|
|