有馬温泉観光情報 キク・みる・歩く☆ありま温故知新 Presented by 欽山

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No.002 温泉寺


温泉寺 時の頃は奈良時代。
薬師如来さまのお導きにより
行基という僧が有馬温泉を訪れます。

当時、有馬温泉は
衰退しつつありましたが
行基は724年、この地に
温泉寺を建立し、有馬温泉発展の
基礎を築きました。

以降約370年、有馬温泉は貴族達
にも愛されて賑いを見せました。
元は真言宗だったようですが、
衰退と復興を繰り返す歴史の中で黄檗宗寺院となってからも、
ご本尊の薬師如来さまを変わらずに守り続け、現在に至っています。
現在の正式名称は「温泉禅寺」と言います。(黄檗宗が禅宗だからでしょうかね?)

■ご本尊・薬師如来さま
温泉寺ご本尊の薬師如来 中央のピカピカ光っている方が
こちらのご本尊・薬師如来さまです。

こちらのご本尊もそうですが、
薬師如来さまは薬壺を持ったポーズ
が基本でいらっしゃいます。

また多くの場合、
両脇に秘書2名(日光・月光菩薩)
取り巻き12名(十二神将の皆さん)
とともにグループ活動されるのが
お好きです。
さて、こちらの薬師如来さまは丈六の薬師如来と呼ばれているそうです。

    じょうろく???

身の丈が一丈六尺あるからそう呼ばれているというハナシなのですが…
一丈六尺と言えば、おおよそ5m近くある計算になります。
しかし、どう見てもそんなにあるようには見えません。
では、何故“丈六”と言われているのでしょう;;

聞くところによると、

立てばそのくらいあるというトコロから、言われるようになったらしいのです。

    えっ…立てば?!

しかし、未だこの薬師如来さまの立ち姿を見た者はおりません。
なんと言ってもこちらの如来さまは
坐像ですから。

秘書の日光・月光菩薩さまはじめ取り巻きの十二神将達も
薬師如来さまの身長については残念ながらノーコメント。。。
今日も如来様はいつも通りに腰を落ち着けておられることでしょう。


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有馬温泉 欽山-KINZAN- 兵庫県神戸市北区有馬町1302−4