■ かなり昔(飛鳥時代)--- 古代の記録
日本書記などの記録によると、舒明天皇(593-641)や孝徳天皇(596-654)が
有馬に行幸され、温泉を楽しまれたようです。
天皇の行幸は決して気軽な一人旅ではなく多数のお供がいるので、有馬は
一時的に大賑わいを見せたに違いありません。
両天皇が有馬のことをどのようにお知りになったのかはわかりませんが、
両天皇の行幸がきっかけとなり有馬の名が知られるようになりました。
【行幸こぼれ話】
舒明天皇は631年9月19日から86日間、孝徳天皇は647年10月11日から82日間と、いずれも長期滞在だったようですね。
孝徳天皇は有馬滞在でめでたく皇子を授かり、皇子は「有間皇子」と呼ばれました。…そう、あの、悲劇の皇子です。
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しかし、その後徐々に衰退に向かったと云われています。
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