有馬のはじまりは三羽のカラスから
温泉寺の横、有馬の工房前に「ねがいの庭」という
場所があるのですが、そこには、
有馬温泉所縁の行基の像と三羽のカラス像があります。
行基の像の後ろには、有馬温泉の歴史が書かれた看板が…
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「有馬温泉の歴史」
有馬温泉の歴史は古く神代の昔、
大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)
の二神が、三羽の傷ついたカラスが湧き出た泉で傷を癒しているのを見つけ
温泉を発見したのが始まりだと言われています。
日本書紀にも、舒明天皇(631年)や孝徳天皇(647年)が御幸したとの
記述があり、日本最古の温泉と言われております。
有馬温泉が広く世に知られるようになったのは、
奈良時代に行基が温泉寺を建立し、また、鎌倉時代には
仁西上人が十二の宿坊を建ててからといわれ、
さらに太閤秀吉は、湯治のために度々有馬を訪れ
戦乱や大火で衰退した有馬の改修を行い、
湯山御殿(太閤の湯殿館に湯船の遺構が現存)を建てました。
江戸時代になってからは、その効能により全国でも評判の
湯治場となった有馬には多くの人々が湯治に訪れ、
有馬千軒といわれる繁栄をするにいたり、
その繁栄は今日の礎となっています。
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観光地を散策するにはちょうどよい季節・・・
有馬温泉の各名所にはこのような看板が設置されていますので、
ちょっと足を止めて、歴史に触れてみてはいかがでしょうか?
Information by Web担ゆあさ@欽山