煮物椀一例 ~間もなく訪れる春を感じる・うぐいす菜~
写真は煮物椀の一例。
雲丹鹿の子真丈と黒鮑葛叩きに
うぐいす菜を添えてお出ししています。
お椀の蓋を開けると、
ふわっと立ちのぼる湯気と香り・・・
添えられたうぐいす菜の鮮やかな緑が目を惹きます。
うぐいす菜は早春の菜として、
うぐいすの鳴く頃に収穫されることから
そのように呼ばれたとも言われています。
青々としたうぐいす菜が、
間もなく訪れる春をそっと感じさせてくれます。
一足早く器の中に訪れた春を、是非お楽しみください。
Information by Web担ゆあさ@欽山