小正月には小豆粥で厄払い!
正月十五日は「小正月」
かつては小正月に元服の儀を行っていたことから
長く「成人の日」とされてきましたが、
十五日に小豆粥を煮て
天狗をまつれば年中の邪気を防ぐ
そんな言い伝えとともに、関西では
小正月に小豆粥を食べる風習が今も残っています。
そこで本日、欽山では皆様に小豆粥をご用意しました!
中国には
天狗になった悪人の霊を
小正月亥の刻の小豆粥で払った
という故事があるそうですが、
魔よけや穢れ払いに用いられる赤い色には
神秘の力があると信じられていましたので、
赤い小豆の入った粥を食すことで
悪鬼を避けて疫病を払うと考えられていました。
古くは平安時代の土佐日記や枕草子などでも
小正月に小豆粥を食したことが記されています。
また、小豆を食すことでビタミン等の栄養を補い
健康を維持・向上する効果もあります。
小豆粥を食べて、今年の無病息災を祈りましょう。
Photo & Written by Web担まつい@欽山