秋の味覚、子持ち鮎
鮎は秋になると産卵のため
おなかにいっぱいの子が詰まっています。
それを子持ち鮎と呼び、秋の食材の一つとして重宝されています。
欽山ではこの子持ち鮎を有馬煮にし、
今月の前菜の一品としてお出ししています。
手順としては、まず一度水でさっと鮎を洗い、表面に焼き目をつけます。
それを湯がき、それから更にじっくり5~6時間かけて焚き上げます。
前菜の中のほんの小さな一品ですが、
ほとんど一日がかりで作り上げています。
10月に入り一段と寒くなってまいりましたが
日に日に深まってゆく秋を
目と舌で是非楽しんでください。
Photo & Written by調理部やまもと@欽山
Update byWeb担たにじり@欽山