冬こそ鮮やかに
今月の料理 前菜を紹介します。
猪口にマグロの沼田和え ばい貝 海老の白板昆布巻 雲丹松風 蓮根黄身射込み 冬鴨葱巻
冬の料理は色彩が暗くなりがちですが・・ にぎやかに表現しました
冬の一品といえば やはり蟹です!二人前を一盛りにして、脚は姿のままに
胴体は身だしにして お客様に食べやすく提供してます。
欽山の蟹プランで使用しているのは、本場浜坂産の松葉ガニ
ちなみに松葉ガニとは山陰地方の呼び名で、ズワイガニのオスのことだそうです。
山陰浜坂港は松葉ガニ水揚げ量が日本一で松葉ガニの本場といわれています。
なぜ浜坂の松葉ガニが美味しいと言われるかと言うと・・・
山陰沖の漁場は海洋深層水が豊富なため、質のよいプランクトンが多く集まり
水深200~300mという安定した低温の中で育つことから、
上質の蟹が多く育つそうです。
しかし毎日毎日十分な量が水揚げされる訳ではなく・・・
ここのところ2週間ほどは水揚げ量が少なく、少々貴重になっているそうです。
冬の味覚、松葉ガニを是非欽山でご賞味下さい
Photo & Written by 調理部きっかわ@欽山
Update by Web担やまさき@欽山