生で見ると断然違う日本画の世界
阪急三ノ宮駅から徒歩10分、
大丸付近にある神戸市立博物館で
12月10日から来年1月22日の間
『日本絵画のひみつ』が催されています。
この展示では
当時異国の技法を取り入れた作品から
日本伝統の技術を用いた絵、
南蛮交易の様子が描かれた屏風など
日本が開国し、海外からの刺激を受けた日本人絵師たちの
絵画や習作が多数そろっています。
日本史の教科書でもよく見かけるものもあり
杉田玄白の医学書『解体新書』や
南蛮図屏風など
日本画に興味の無い方々でもおっ!となるのでは?
中でも西洋の油絵を日本の画材で模写した絵は
その大きさもさることながら、
油絵特有のタッチを上手に再現していて圧巻です!
また序盤に登場する絵は装丁も非常に凝っており
装丁を含め、一つの作品として楽しむことが出来ます。
本などで見るのもいいですが、
やはり生で見ると微妙な色合いやタッチなどが感じられ断然違います!
繊細さと大胆さを兼ね備える日本画の魅力が詰まった展示、是非この機会にどうぞ!
▽神戸市立博物館サイト▽
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html
Photo & Written by Web担たにじり@欽山