最寄駅から4時間?!
〜有馬学講座こぼれ話〜
有馬への交通の変遷について解説があった中から。
摂津国有馬郡湯山村だった頃は、
大坂(西国街道)〜昆陽〜生瀬〜船坂〜有馬
京(淀川)〜神崎〜昆陽〜生瀬〜船坂〜有馬
というのが一般的なルートだったらしいです。
明治になって鉄道が開通し、
明治7年、住吉駅が有馬温泉の最寄駅に
住吉で列車を降りたら
有馬まで4時間程で来れるということで…
とても画期的でした!!
話している方がいかに年配とはいえ、
明らかに生まれていなかったであろう明治7年の物語を
“さも見てきたような”立て板に水ト〜クなのは
この際気に留めないにしても、
最寄駅から4時間で“画期的”なんですか?!
当時としては画期的だったのデスね(しみじみ)
ま、来る時に歩いた疲れは有馬温泉で癒すとして。
帰りも同じだけ歩いて帰るんだってことは…
あえて言わない方向で?(笑)
※遠方の方のためのアバウトな補足※————-
昆陽:大阪空港のある伊丹市。
生瀬:宝塚歌劇団のある宝塚市の近く。西宮市北部。
船坂:西宮市北部。生瀬から船坂への道は峠道。
住吉:神戸市東灘区。
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