お雛様を飾りました☆彡
こんにちは。
またもや、ブログの順番が回って参りました。
若女将でございます
今回は私のお雛様をご紹介させていただきます。
先日7日の大安に、雛人形を当館のロビーに飾りました。
このお雛様は、私が生まれた時に、
私の祖母である先代の大女将が買ってくれたものです。
毎年この季節になると、
母の女将と営業部の男の子達と一緒に、
倉庫からお雛様のセットを一つ一つ出して、
組み立てて、お飾りします。
一つ一つ細かい部分にも、丁寧に塗られた御椀や道具です。
職人さんの心が込められた技ですね。
そもそもお雛様をお飾りするのは、
我子の健康と幸せを願う、
家族の暖かい思いが込められていると聞きました。
私が小さい頃は、母が家の和室に雛人形を飾ってくれて、
3月3日には、人形の前にお膳を出して、兄と二人に、
散らし寿司を食べさせてくれていたのを思い出します。
お内裏様の刀や右大臣、左大臣の刀を、
兄が「貸してー」と言って、遊んでいたのも思い出します。
毎年、この時期にお雛様をお祭りする度に、
こうした両親の思いや、家族の大切さを実感します。
このお雛様を買ってくれた祖母も、
今から11年前に他界してしまいましたが、
今でもその愛情は私の心の中で生きています。
やはりこうした日本の伝統行事は、
きちんと守って継承していかなくてはと思います。
3月3日の雛祭りが終われば、
また一体一体丁寧に包装し、お直しします。
ほんの短い期間ではありますが、
こうしてお祭りする意味合いは深いのですね。