鎧兜がお目見えです!
間もなく端午の節句を迎えるということで、
ロビーに五月人形がお目見えしました
中央にひときわ目立って飾られる鎧兜。
武家では梅雨前に虫干しのために飾ったそうですが、
鎧は具足(ぐそく)と呼ばれ、
「物事が過不足なく揃っている」という意味があります。
五月人形としてこれを飾るのは、そんな言葉の意味どおりに
生まれた男児に「恵まれた人生」を送って欲しい
という意味もあるのでしょう…
日本では古くから菖蒲には邪気を祓う力があると
信じられており、もともとは菖蒲を用いて厄災払いをする
「菖蒲の節会」だったようですが、武家社会の時代となり
「菖蒲(しょうぶ)」と同じ響きの「尚武(しょうぶ)」に
通じるとして、男児の健やかな成長を祝う節句に変化
していったそうです。
柏餅やちまきのお飾りがあったり、
脇のガラスケースには熊に乗る金太郎さんも
いつもよりちょっぴりロビーが賑やかになりました