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春食材の饗宴

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写真は焚合せの一例で、
筍と若布をのどぐろで巻き、蕗の塔の天ぷらを添えた
蛤潮餡掛け仕立ての1品。
 
春の食材の代名詞である「筍」は、
読んで字のごとく竹冠に旬と書いて「たけのこ」と読み、
成長がとても速く、約10日間(一旬)で竹に成長することから
このような漢字になったそう。
 
その成長の速さをあらわすエピソードで、
 
 “朝、筍にうっかり帽子を掛けたままにしていたら、
        夜、取ることができなくなっていた・・・”
 
実際そんなケースもあるそうで、
言い換えれば、
わずかな期間にしか取れない食材ということで、
高値を付けるのもうなずけます。
 
筍の他にも、
今 一番脂の乗った高級食材「のどぐろ」に、
初春が旬の「蕗の塔」などなど・・・
 
懐石料理のたった1品を見ても、
春を感じる食材がふんだんに盛り込まれている
欽山の京風懐石料理。
 
是非、旬の味覚をお楽しみください♪
 
Information by Web担ゆあさ@欽山
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