器の中で夏を先取り!
今月の煮物椀の一例
岩茸入り唐草真丈と先取り鱧です。
岩茸は幻の茸と呼ばれていて、貴重な食材です。
木耳(きくらげ)に近い触感で、食物繊維たっぷり。
そして椀の中のもう一つの主役、
6月からの味覚、鱧を一足早くお楽しみ頂けます。
鱧はビタミンAを多く含み栄養素もたっぷり、
脂が乗っているのに淡白な味わいで美味しい魚です。
皆さんも聞いたことはあるかもしれませんが、
ハモを調理する際には「骨切り」と言う高等技術を要します。
三枚におろしたハモを専用の重い包丁を
使って皮は切らずに皮に届く所までわずか
3センチ幅毎の身に24回もの包丁を入れる職人技!
旬の素材のおいしさと美しさ、どちらもご堪能いただけるよう
このような煮物椀が、お献立に登場しています。
Infomation by 調理部もりした@欽山
Written by Web担たにじり@欽山