香りを楽しむ郷土料理 「朴葉焼」
今回ご紹介する朴葉焼は、
元々は飛騨高山地方(現在の岐阜県北部)に伝わる郷土料理で、
朴葉の上に味噌と他の食材をのせて焼く料理です。
朴葉とはその名の通り、朴の木の葉っぱのことで、
芳香のあるその葉は、日本の樹木の葉の中で
一番大きいのではないかというほど!
落ち葉の状態でも比較的火に強く、更に殺菌作用もあるため、
昔の人は今で言う紙皿やアルミホイルのように使っていたそうです。
写真は、多くの皆様にご利用いただいております
当館の人気プラン、「有馬温泉で一つ星特別懐石を楽しむ」の
2011年冬のお献立にご用意しております、
「特選A5ランク神戸牛リブロース朴葉焼」。
炭火こんろに朴葉敷いて、
田楽味噌の上に神戸ビーフを並べてお持ちしています。
田楽味噌と神戸ビーフの相性も良く、
朴葉の香りが更に食欲をそそる一品です。
また、欽山では他のプランのお献立でも
朴葉焼をご用意することがございます。
写真は鰆の幽庵朴葉焼き。
旬の鰆を柚子の入った地につけて焼き朴葉で包んでもう一度焼きます。
お肉も、魚も。
朴葉の香り、味噌の香りとともにその味わいをご堪能ください。
Photo by 調理部@欽山
Written by Web担さわだ@欽山