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目で楽しみ、お味で楽しむ~春の煮物椀 二題

今回は春らしさ満載の
旬魚の煮物椀を二題ご紹介します

まずは桜鯛の頭を使って 潮汁
鰹節を入れずに昆布の旨味と塩だけで
召し上がっていただきます
程よい脂が浮いて奥深い味です
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「桜鯛」とは産卵を控えた春に
体色が「桜」のように薄いピンク色となった真鯛の呼び名です
名前にぴったりのきれいな色です。

続いては 油目の葛叩きで 筍の姫皮を散らしてます。
この魚も淡泊で脂がたっぷりのってます。
20100412-2.jpg
      
姫皮は筍の先で、薄い皮が何重にも重なっている柔らかい部分です。
油目は場所によってはアイナメとも呼ばれています。

旬の素材のおいしさと美しさ、どちらもご堪能いただけるよう
このような煮物椀が、この時期のお献立に登場しています。

Photo by 調理場なかの@欽山
Written by Web担たかい@欽山
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