初夏の香り・鮎の香り
鮎と言う漢字は魚に占うと書きますが、
これは神功皇后が朝鮮半島に出兵の際に、
アユを釣って勝敗を「占った」という
日本書紀の故事にちなむもので、
鮎は古くから日本人と関わりの深い魚だったようです。
これから夏にかけて脂のりも良くなって
旬を迎える鮎ですが
欽山では一足早くお献立に登場
今の時期の鮎はまだ小さめですが、
骨も柔らかいのでまるごと召し上がっていただけます。
鮎を使った料理は様々ありますが、
「香魚」と呼ばれる鮎の香りや美味しさを、
最もシンプルに味わうことができるのはやはり塩焼
内臓までまるごと召し上がっていただくと、
鮎ならではの香りと旨みが口の中に広がっていきます
是非、この時期ならではの香りと味わいをお楽しみください。