港が見える丘の神戸北野天満神社
神戸観光で異人館を訪れる方は多いと思いますが…
風見鶏の館のすぐ近く、神戸の港を見下ろす丘に
北野天満神社があります。
天満神社と言えば関西では京都の北野天満宮が有名。
ここ神戸の北野天満神社は、平清盛が神戸福原へ遷都する際に
新しい京の鬼門守護のために京の北野天満宮を勧請して
社殿を造営したのがはじまりとされています。
以降この天満神社周辺が「北野」と呼ばれるようになったとか。
大河ドラマではまだまだやんちゃな清盛くんで
福原の“ふ”の字も聞こえませんが、
清盛が福原遷都を計画し、ここに社を造営しなければ、
ここが「北野」と呼ばれることはなかったワケで…
違う名前の町になってたかも(笑)
さて、北野天満宮を勧請して北野天満神社というからには!
もちろん霊験あらたかな学問の神菅原道真公をお祀りされており
学業成就を祈願すればご利益も間違いなし!かと思いますが。
境内には“かない鯉”という手水がありまして…
古くからこの鯉に水をかけて祈願すると願いが叶うと言われてきました。
水を「鯉に掛ける」⇒「恋に懸ける」ところから
いつからか恋愛成就のパワースポットとしても人気に。
異人館の立ち並ぶエキゾチックな北野にあって
静かに佇む北野天満神社は
神戸の梅の名所としても知られていますので、
梅の時期なら訪れるにも尚良し!
是非この歴史ある社にも足を運んでみてください♪
Photo by 客室係つむら@欽山
Written by Web担まつい@欽山