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金泉の特等席

やはり、有馬温泉といえば金泉。
正式には「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」というのだそうです。

金泉が「金泉」と呼ばれる所以は、
茶褐色のお湯の色にありますが…
これは、湯に含まれる鉄が空気と触れることで酸化して
茶褐色になるのです。

実は湧き出る瞬間は透明らしいです。

ま、鉄錆び生じて茶褐色なワケなんですが。
講座の先生曰く、
鉄は錆びてるより錆びてない方がいいように
温泉水も錆びはじめた時から少しずつ効果が減少しはじめるそうです。

特に浴槽が深かったり、広かったりする場合には、
お湯がうまく攪拌されているかどうかが重要らしいです。
効果の高い新しいお湯と効果の減った古いお湯が
うまく混ざらないお風呂では、浴槽下部だったり浴槽隅には
ずーっと古いお湯が淀んでいるワケで。
そこへ体を浸してもステキ効果は…;;

特にかけ流しの場合、攪拌されていなかったら
ステキ効果は浴槽表面をすべるだけの『かけ流れ』
もったいないことこの上ない と言えましょう。
お湯の湧き出し口の位置や数を要チェック!

金泉のお風呂はお湯が出てくる場所の近くが特等席♪
掻き回してみるのもGoodですよ

 

Written by まつい@欽山
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