有馬の三羽ガラスを探してみよう
それは神代の昔。
大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)
という二人の神様が、人々を病気から守るために国々を旅し、
薬草を探しに歩いていた時、
傷ついた三羽のカラスが赤い水を浴びて傷を治療しているのを
ご覧になって、有馬の温泉を発見したという伝えがあります。
この伝えにちなんで(?)有馬には三羽ガラスがいます。
三羽ガラスは2箇所で見ることができるのですが…
皆様ご存知ですか?
ひとつめはこちら。
町内をぷら〜と散策されるとすぐに見つかると思います。
温泉寺の近く、有馬の工房の並びに
立っている行基像の脇に
三羽の姿を見ることができます。
ふたつめはこちら。どこだかわかります?
湯泉神社の本殿です。
お賽銭箱から
視線をずずっと上に向けると
三羽の姿を見ることができます。
本物のカラスは利口さゆえに害も及ぼすので
可愛いと思ったことはないのですが…、
有馬の三羽ガラスは、話を知って見てみると
なんだかちょっと愛らしく見えてしまうから不思議です。
有馬へお越しの際には、この愛らしいカラス達を
是非見つけてあげてください♪