震災から15年 ‐ 有馬稲荷神社 ‐
今年は例年より雪が少なく、
なかなか雪景色が見られなかったのですが、
先日、有馬にも雪が・・・
窓から外を見るとうっすらと白くなっていたその日、
高いところからの雪景色が眺めたくなり
有馬稲荷神社に足を運んでみることにしました。
長い長い階段を上って行きます
昨日17日は、阪神淡路大震災で多くの方が被災された日。
そして今年はあれから15年の節目の年。
この稲荷神社にも
『当神社は明治37年(西暦1904年)に現在地に移転以来
大地震に襲われ境内地の地すべり鳥居、灯篭、玉垣の倒壊、
石垣の崩壊等の被害を被りました。
この大地震を機に、人間独り独りが自然の恐ろしさ
そして自然の尊さに改めて思いをいたし、
後の世にこの大地震の傷跡を保存し、そのしるしとして
この旧大鳥居の柱をメモリアルアーチとして建立しました。
地震発生時 1995/1/17 午前5時46分 兵庫県南部地震としるす』
として、残されています。
忘れてはいけない記憶の一つとして胸に刻み、
手を合わせ先に進むと・・・本殿が見えてきました。
境内の空気は澄み、音が無く、凛とした空間がひろがり、
世事を忘れられる一時を感じられたように思います。
こういう時間の過ごし方をすると幸せを感じます。
が、目的の雪景色はというと・・・
残念ながら境内の地面だけでした