時をこえて、守るべきもの
こんにちは。若女将です。
今日は、当館の中庭にある松ノ木と梅ノ木をご紹介します。
これらの樹木は、平成6年の全館リニューアルOPENする前の
旧欽山の時代からあったものです。
梅ノ木は、かなりの古木だそうで、
先代の大女将の時代から大切にしていたものです。
旧欽山から現在の欽山の建物になるのに、
約1年間休業をして建築されたのですが、
その間、以前のお庭にあった樹木は、
他の場所に植樹されていて、
そして現在の建物が出来上がった際に、
再び当館の中庭に戻ってきました。
これらの樹木は私が生まれる以前からずっと、この場所に根差し、
私達の成長を見守ってくれているような気がします。
又私達もこれらの松ノ木をはじめ、庭にある樹木や、
そこで生息している虫やトカゲ等までも、
全てが欽山の大切な財産なのだなと、
大切に守っていかなくてはと感じています。
どうぞ、当館にお越し頂いた際には、
是非中庭もお足をお運び下さい。