有馬温泉 高級料亭旅館 欽山のスタッフブログ|有馬温泉 旅館 欽山|【Kobe de 清盛 2012】足を伸ばしていざ、須磨へ出陣!(3)

ブログ 欽山からの最新のお知らせを配信

欽山スタッフが綴る日々

気まぐれに欽山スタッフが旅館での出来事や日常あったことを綴ります。

  • トップへ
  • お知らせ一覧へ
  • スタッフブログ
  • イベント情報
  • 板場便り
  • 新着情報
  •      

スタッフブログ

2012.11.18

【Kobe de 清盛 2012】足を伸ばしていざ、須磨へ出陣!(3)

早いものでまた一週間。日曜日がやってまいりました。
今日は源平合戦の舞台にもなった須磨の地より
清盛の五男「平重衡とらわれの遺跡」をご紹介します♪

20121118.jpg

この小さな石碑は山陽電車「須磨寺駅」改札口北側すぐにあります。
その昔はここに腰掛の松と呼ばれる大きな松があったそうで
「平重衡とらわれの松跡」とも言われます。

源平合戦の際、生田の森を守っていた重衡は
源氏の軍勢を防ぎきれず須磨の地へ逃れて来ますが、
残念ながら生け捕られてしまいます。

この時、この地にあった松の根に腰をおろし
無念の涙を流す重衡を見て哀れに思った村人が
名物の濁酒をすすめたところ、重衡は非常に喜んで
  ささほろや 波ここもとを 打ちすぎて
  須磨で飲むこそ 濁酒なれ
という一首を詠んだそうです。

そして鎌倉に送られた重衡は処刑されて儚く生を終えますが、
かの源頼朝は重衡の器量に感心して厚遇したといいます。

また、その容姿は牡丹の花にも例えられた重衡。
男性が花に例えられて嬉しいかどうかはわかりませんが、
頼朝も「優に艶しき人」と評したそうですので
きっと美しく艶やかないでたちで
素晴らしい人柄の公達だったのでしょう。

鎌倉での重衡と千手の前の悲恋も
平家物語や謡曲『千手』などで知られるところです。

改札を出たすぐ脇にある小さな石碑ではありますが、
悲哀に満ちた重衡の最期を想いながら碑を眺めると、
誰も皆、少し切ない気持ちになるのではないでしょうか。

http://www.suma-kankokyokai.gr.jp/modules/tinyd0/index.php?id=5

さてさて。
今晩放送の大河ドラマ 平清盛 第45回は「以仁王の令旨」

鎌倉の皆様お待たせしました、そろそろ出番です!
奥州の皆様もお待たせしました、間もなく出番です!
…って最終回までもう残り僅かですが(;^_^A

頂点を極めてやりたい放題の清盛@松山ケンイチに
反・平家の狼煙がいよいよ上がろうとしています。
今夜もどうぞお見逃し無く!

Photo & Written by Web担まつい@欽山
 

空室を検索する

◆宿泊日

◆ご利用人数

  • お問い合せはこちら
  • お電話でのご予約 078-904-0701
  • お気軽にお問い合わせください お問い合わせフォーム