2011.12.22
一陽来復!冬至には柚子湯&かぼちゃ
今日12月22日は冬至です。
冬至は一年で昼間の時間が最も短く、太陽の力が一番弱まる日。
しかし、冬至を境に再び太陽に力が甦ることから
冬至は運気が上昇に転じる日とも言われています。
そして、昔から冬至といえば「柚子湯」に「かぼちゃ」。
今日は欽山でも写真のように大浴場に柚子湯を、
ご夕食にはかぼちゃを使ったお料理をご用意しています。
柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、
体を温めて風邪を予防したり、
元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
旬の柚子は香りも強く、
強い香りのもとには邪気がおこらないという古くからの信仰で
昔は、運を呼びこむ前に厄払いする禊(みそぎ)でもありました。
また、“運盛り”と言って
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめると言われてきました。
運盛りとは
南瓜(ナンキン=カボチャ)、人参(ニンジン)、蓮根(レンコン)、
銀杏(ギンナン)、金柑(キンカン)、寒天(カンテン)、饂飩(ウンドン=うどん)など
「ん」の重なるものを食べて運を上昇させようとする縁起かつぎの風習。
でもそれだけではなく…
本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、
冬に栄養をとるための賢人の知恵でもありました。
一陽来復!今年の冬も寒さに負けず健康に過ごせますように…(-人-)
Photo by 業務課きたむら@欽山
Written by Web担まつい@欽山