2010.02.09
お雛様を飾りました☆彡
こんにちは。
またもや、ブログの順番が回って参りました。
若女将でございます
今回は私のお雛様をご紹介させていただきます。
先日7日の大安に、雛人形を当館のロビーに飾りました。
このお雛様は、私が生まれた時に、
私の祖母である先代の大女将が買ってくれたものです。
毎年この季節になると、
母の女将と営業部の男の子達と一緒に、
倉庫からお雛様のセットを一つ一つ出して、
組み立てて、お飾りします。
一つ一つ細かい部分にも、丁寧に塗られた御椀や道具です。
職人さんの心が込められた技ですね。
そもそもお雛様をお飾りするのは、
我子の健康と幸せを願う、
家族の暖かい思いが込められていると聞きました。
私が小さい頃は、母が家の和室に雛人形を飾ってくれて、
3月3日には、人形の前にお膳を出して、兄と二人に、
散らし寿司を食べさせてくれていたのを思い出します。
お内裏様の刀や右大臣、左大臣の刀を、
兄が「貸してー」と言って、遊んでいたのも思い出します。
毎年、この時期にお雛様をお祭りする度に、
こうした両親の思いや、家族の大切さを実感します。
このお雛様を買ってくれた祖母も、
今から11年前に他界してしまいましたが、
今でもその愛情は私の心の中で生きています。
やはりこうした日本の伝統行事は、
きちんと守って継承していかなくてはと思います。
3月3日の雛祭りが終われば、
また一体一体丁寧に包装し、お直しします。
ほんの短い期間ではありますが、
こうしてお祭りする意味合いは深いのですね。
Update by Web担まつい@欽山