2017.11.24
お掃除の達人!! ~ 若女将リポート Part 3 ~
11月も末になり、益々寒さが増して参りました。
後一か月で年の瀬を迎えると思うと、とても気忙く感じられますね。
本日は、当館の清掃スタッフの仕事を紹介させて頂きます。
当館は、昭和4年に創業し、お蔭様で今年で創業88年目を迎えております。
私の祖母である先代の大女将が、昔良く言っていた事があり、今でも私の心に残っております。
それは、「旅館の商売でとても大切な事は、腕の良い板場を雇って、
食材は常に良いものを厳選し、良いお酒が飲めて、そしてお風呂場やお手洗いは常に清潔で、
客室は掃除が行き届いていて、すっきりした空間でなくてはいけない。」ということでした。
母の女将も、祖母からよく言われていたそうです。
私も幼心に「そうなのだ。。」と聞いていたのを今も時々思い出します。
その言葉通り、常に清潔さを保つ為には、毎日の掃除が最も大切なことです。
清掃に当たるスタッフは、常に数名で掃除を担当しており、
掃除機だけでは取れない埃や、手の届かない高い所、隙間などは、
専用の掃除道具を使って掃除をしてくれています。
当館は12時チェックアウトで、13時チェックインなので、
客室の清掃係も常に時間に追われております。
フロント係からの清掃完了確認で、互いに互いの状況が見えない中での時間との闘いですが、
皆さん一生懸命に掃除をしてくれています。
「常に清潔に」当たり前のことですが、やはりスタッフ一人一人の仕事があり、
それはとても重要な仕事で、それを担う清掃スタッフは、やはりとても重要なのだと、
大女将の言葉を思い出す度に、その様に感じます。
若女将 小山暁子
Written by 若女将@欽山