2015.01.25
有馬温泉の伝統工芸品「有馬人形筆」
皆さんは先週1月23日放送のNHK「えぇトコ」
有馬温泉“あったか”旅 ~ぬくもり守る 技と心~ は
ご覧になりましたか?
欽山売店でもお取扱いさせていただいている有馬人形筆が
「子宝を授ける幸せの文具」として紹介されていました!
筆先を下に向けると、小さくてかわいい人形がちょこっと顔を出し、
筆先を上に向けると、人形は また中のほうへ・・・
有馬温泉の伝統工芸品 有馬人形筆は、
なんと、室町時代に考案されたんだとか。
既に江戸時代の初期には世に定着していたそうで、
有馬で働く人にとって、どこか当たり前に存在する1本の筆にも、
実は、とても古い歴史を持っていることに驚かされます。
現在、この有馬人形筆を製造されているのは、
有馬温泉の灰吹屋 西田筆店だけ。
有馬筆六代目、西田光子さんは23歳の時に嫁いでこられ、
姑さんの作業を見よう見まねで作り始めたそう。
現在御年93歳、現役で筆に糸を巻かれていて、
お嫁さんと一緒に、しっかりと伝統を守られています。
湯本坂にあるお店を訪れてみると、
奥のほうにちょこんと座って作業されている
“西田のおばあちゃん”に会うことができます。
温泉街散策の際には、是非お立ち寄りください♪
Information by Web担ゆあさ@欽山