茶のココロ、和のココロ。
紅葉も次第に見頃が近づいています。
賑わいを見せる瑞宝寺公園では「もみじ茶会」も開催され、
この週末は、紅葉の下でお抹茶を楽しまれた方も
多くいらっしゃったことと思います。
紅葉の下でお茶菓子を味わい、ゆっくりとお抹茶をいただく。
そんなのんびりした時間を過ごすのも楽しみ方のひとつですが、
いろいろと説明を伺うと秋をさらに深く味わう楽しみも♪
昨日のもみじ茶会のお席では、
丹波栗を使ったお菓子をいただきましたが、
「山路」という名前だと伺い
秋らしく、野点にふさわしい取り合わせだなと思いました。
また、お手前に使用された大棗に描かれているのは高台寺蒔絵。
秀吉正室・ねね様遺愛の調度類に加飾された蒔絵と同じ文様です。
これも有馬でのお茶会にふさわしい取り合わせですよね。
棗から歴史に思いを馳せるのも趣深いものがあります。
※ちなみに棗の横の茶杓は裏千家14代淡々斎の作のものだそうです。
今週末の18日~23日にも、また「もみじ茶会」が行われます。
こうした取り合わせの妙なども深まりゆく秋の趣とともに
お楽しみいただければと思います。
↓もみじ茶会についてはこちらのページへ
http://www.kinzan.co.jp/staff/2011/11/04_1525.html
Phot & Written by Web担まつい@欽山